原子力安全のためのマネジメントシステム規程
JEAC4111-2021
A4判 250頁
商品説明
制定:H15.9.30
改定:R3.3.25
8年ぶりの改定!
本規程は、原子力施設の事業者が原子力施設の設計・建設段階から廃止措置段階において、原子力安全のための活動を実施する際の原子力安全のためのマネジメントシステムを規定したものです。
今回の改定では、事業者の自主的な改善努力によるパフォーマンスの向上に重点をおき、要求事項に対する具体的実施方法などを記載した適用ガイドを充実するとともに、リスクに基づく考え方を用いることで、本規程の目的とする原子力安全の達成・維持・向上を実現することを基本的な考えとしています。また、JEAC4111-2013における福島第一原発事故の教訓反映を継承し、原子力安全の達成・維持・向上に影響する、安全文化及び安全のためのリーダーシップについて、要求事項として具体化を図るとともに、「技術的、人的及び組織的要因の相互作用」を適切に考慮することを明確にしました。なお、本規程を改定するにあたり、最新知見の反映として、2020年に制定された「原子力施設の保安のための業務に係る品質管理に必要な体制の基準に関する規則及び解釈」、国際原子力機関(IAEA)安全基準シリーズGSR Part2「安全のためのリーダーシップ及びマネジメント」、JIS Q 9001:2015、米国の原子力規制制度、原子力学会標準などを参考にしています。