電気設備事故事例に学ぶ②~年次点検中の感電事故~

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自家用電気設備の年次点検は、設備の健全性を維持する上で重要ですが、「全停電」「充分な作業時間を確保」で行うことが基本であるにもかかわらず、年次点検時の感電事故は毎年発生しています。作業実施にあたって、事業所側の都合で停電時間が短縮されたり、一部充電(活線)状態での作業を余儀なくされるケースも増えており、作業者の感電事故につながりやすい状況として懸念されています。年次点検は、作業内容が多岐にわたり、停電・復電操作を含めて手順も細かく、作業に携わる関係者の数も多くなることから、安全対策を慎重に講じる必要がありますが、一方で、「予定された時間内に作業を完了しなければ…」というプレッシャーや焦りが生じると、安全対策の不備・省略や、誤認・見落とし・確認不足などのヒューマンエラーが誘発される危険性も高まります。
このDVDでは、自家用電気設備の年次点検の際の感電事故事例を検討し、そこから導かれる留意点をまとめています。

-主な内容ー(22分)
第1章 オープニング

第2章 年次点検と感電事故

第3章 年次点検における事故事例
◆事例1:作業時間に余裕がなく、作業前に作業者がキュービクル周辺の清掃を開始。後から到着した別の作業者が見て、既に作業が始まっていると勘違いしてキュービクル内に…!
◆事例2:過電流継電器と遮断器の連動試験を自電源で実施する準備中、作業者が、通常行っている他電源による試験と混同し、必要のないトリップコードを試験器に接続…!
◆事例3:作業当日の手順変更により、キュービクル点検作業の途中にPASとSOG制御装置の連動試験を実施することに。 短絡接地器具の取り外しを失念したままPASを投入し、短絡事故が発生、波及事故に…!
◆事例4:点検終了後に復電した際、作業者が過電流電継器試験の時に外した配線を元に戻したか心配になり、キュービクル内の配線を見ようとして、高圧充電部に接触…!

第4章 感電事故防止対策のポイント(まとめ)